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最近の研究活動状況

大学院入試が終了しました.

加藤研究室は見事受験者全員が合格することが出来,来年以降も加藤研究室で研究していくことが決まりました.
良かったね!!

また,海外からも新しく留学生が来ました!


さて,最近の加藤研究室の研究活動状況について,少し報告をしておこうと思います.
後期の加藤研究室は,学会・研究発表活動が活発で,正直目の回る忙しさです.

まず,本日まで感性工学会大会にて増田,鈴木,豊田がそれぞれ発表しました.
豊田の発表時に揺れてる様子を動画に収めるのを忘れてしまったことが悔やまれます.
彼にも確実に音楽班のGeneが受け継がれているようです.
僕も,学会に参加し,質問・コメント&回答などで研究活動をしてきました.
感性工学会大会については,初めての発表を素晴らしい発表で飾った豊田が詳しくレポートしてくれることでしょう.

そして,今週は更に三村,宮越,若林が日本ロボット学会でそれぞれの研究成果を発表することが決まっています.

その後は,
9月末には,三村,廣瀬,岩井が東海支部連合大会@三重大にて,
趙さん,三村,若林,豊田が国際会議ISIS2011@韓国にて,
10月初めには僕が国際会議ICEC2011@カナダにて,
11月には角野,宮越,若林が国際会議MHS2011@名古屋大学にて,
12月には藤田が国際会議AI2011@オーストラリアにて
それぞれ研究発表をすることが決まっています.

こうやって予定を並べるだけでも,えらいことになっています.


ところで,僕も最近,学会参加に慣れてきて,学会参加するうえでの心構えってのを考えるようになりました.
当たり前のことですが,学会で大切な事は「発表」よりも「吸収」ではないかと思うのです.

それは,自分の発表に対する質問・コメントはもちろん,他の研究内容や技術,発表の仕方や資料の作り方など.
やっぱり,わかりやすい説明・発表をする人の研究は,何かしら研究的なアピールポイントもしっかりしているように感じます.
そして,発表者が「自分のやりたいこと,やっていること」をしっかりと理解しているかどうかが発表の完成度に大きく関係しているのではないかと思います.
(多くの場合,発表があまりしっくりいっていない人は,質疑応答の時に炎上しているように思います)

つまり,自分自身の研究をしっかりと意識して,日頃から研究室内での議論で賛成・反対意見の両方にしっかりと耳を傾けて研究自体を研磨していくことが,そのまま研究発表の質の向上につながるのだと思います.


これから,研究発表を経験していくことになるB4やM1のみなさんも(もちろんDrもM2も!!!!!),自分の研究をしっかりと研究室内で議論し進めていくことで自然とプレゼンテーション能力の向上していくと思うので,がんばってください.
これは,今回初めての発表にも関わらず,合格点以上の質で発表した豊田で証明されています!!きっと彼は,今度の国際会議でもうまく発表してくれるでしょう!!
(と,後輩の自慢&豊田へのプレッシャー)


と,こんな感じで加藤研究室では日々,活発に研究をすすめています.

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山西

情報処理学会 音楽情報科学研究会

こんにちわ.

現在,情報処理学会音楽情報科学研究会に参加するため,兵庫は関西学院大学まで来ています.

今回は,M2の多田くんが発表するのにくっついて,自分が興味を持っている音響解析技術・知見を得るためにやってきました.

昨日,一日目が終わったところですが,とてもInteresting & @homeな会で楽しく過ごしています.
(少し,@hom過ぎて人見知りしない僕でも輪に入ってくのを少しためらうんだけどね・笑)

ということで,今日も楽しい発表を楽しみにして参加します.

また,ゼミで良いものを紹介したいと思います.
っていうか,めちゃめちゃ加藤研究室の音楽研究のInterestにあった発表があったよ!!

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山西

学会投稿

最近,加藤研究室は学会への投稿をがんばっています.

先日も,国際会議5件の採択をもらい,現在は他の国際会議に4件の投稿を行っており,また今後も4件の国際会議への投稿を予定しております.

国際会議だけではなく,国内の学会・研究会にも学生それぞれが,切磋琢磨し研究内容をまとめ上げ,論文執筆に励んでいます.


初めての論文投稿となる人も多く,研究室全体として成長をしているように感じ取れます.

非常に充実していると言えるでしょう.


やはり,「質の高い研究」を行い,「結果をうまく報告する」ことで初めて「研究」になるので,このように外部へ加藤研究室の研究を発表する機会が増えていくのは喜ばしいことだと思います.

そして,論文執筆を経験し,わかりやすく,伝わる日本語・英語を書く訓練をした全員が研究活動を超えて大人としての能力がアップしていると思います.


みんなで学会へ行くの,楽しみだね!!


D3 山西

情報処理学会論文奨励賞

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5月16日に,情報処理学会東海支部学生論文奨励の授与式が行われました.

加藤研究室からはM2の宮越くんが,3月にマレーシアで行われた国際会議ISCIで発表した国際会議論文についてエントリーし,見事!!論文奨励賞を受賞しましたッ!!


この研究では,ベイジアンネットワークを用いることで顔表情からの高い感情推定精度を実現しています.

また,帽子や髪で眉毛が隠れるだとか,マスクで口元が隠れるなどの現実社会で頻繁に起こる顔の部分的隠蔽にも対応できるシステムの提案をしています.


「特徴量の欠損に強い」というベイジアンネットワークの特性を応用して,現実社会における一般的事象の問題を解決しています.


このような性質を見抜く力と現実における問題の本質を理解しているからこそ,今回の受賞に繋がる研究成果が出たのだと,私は思います.


宮越くん,おめでとう.


僕も学協会や社会から認めていただけるような画期的,かつ実用性ある研究をしていかなくては!!
と,祝賀パーティーで食事をしながら思いました.


ちなみに,授賞式の前には個人的にとても興味深い特別講演がありました.
一言で言うと,
「文化が社会を創る!」
という内容で,感性研究にはとても有意なお話が聞けました.
また,ゼミで紹介したいと思っています.


それでは.

D3 山西良典

ISCI in Malaysia

ファイル 27-1.jpg

久しぶりの更新です、と言いつつ記事はだいぶ前の内容ですが。
研究室から3名、国際学会にて発表してきましたので報告です。

【学会情報】
学会名:IEEE Symposium on Computers & Informatics(ISCI)
開催地:クアラルンプール(マレーシア)
開催日:3月20日~3月22日

実際には3月18日からマレーシアに出向いていたため、4泊5日の旅行となりました。
自分の発表は実質一日あるだけなので残りの4日はほぼ観光になります。(国際学会ってすごい!)

発表内容は『研究業績』に書いてあるので詳しくは語りません。
きちんと練習していけば発表するだけなら何とかなりますね。質疑応答は・・・気合で乗り切りましょう。

この記事ではマレーシアでの観光について軽く触れて、国際学会参加の勧めとしようと思います。

そんなことを言っておきながら、実は観光というほど歩き回っていません。
マレーシアはちょうど雨季だったようで毎日のように雨が降りました。
気温・湿度ともに高く、とても出歩く気にはなれないのです。

それでも頑張って出歩いた場所が上の写真の「ペトロナスツインタワー」です。
クアラルンプールの観光名所とも言える場所です。夜のライトアップはとても美しいです。

観光以外では食事を色々と楽しみました。
屋台通りで現地の料理を食べたり、ホテルで高級そうなものを食べたりしました。
基本的には辛いものが多かったです。辛いものが好きな人にはもってこいでしょう。
私は辛いものが苦手なのでホテルの料理で甘いものばかり食べていました。
(屋台でトムヤンクンを頼んだときに、間違って青唐辛子を食べてひどい目にあいました。
先輩はその光景をとても楽しんだそうですが、一回唐辛子を丸かじりしてみればいいと思います。)

色々ありましたが、とても楽しい4泊5日だったと思います。
また、次の機会があれば頑張って論文を書いて国際学会に参加したいと思います。

最後に、国際学会へ参加する人に私からアドバイス。
<発表練習以外に会話の練習はしておきましょう>
学会の参加者に話しかけられて、あたふたしいる間に会話が終了するときほど悲しいことはありません。

記者:宮越@M2