記事一覧

2021年度 人工知能学会全国大会(第35回)

こんにちは.M1の古川です.
6月8日から11日に開催された2021年度人工知能学会全国大会に参加したので報告します.コロナウイルスの影響によってオンライン開催でした.初めての全国大会ということもあり、いつも以上に周りの発表者のレベルが高くて驚きました.
自分の発表では質疑応答があまり噛み合わず、聴講者の方がもっと理解しやすいような発表を心がけなくてはならないと感じました.周りの分かりやすい発表をする方たちは手法や実験結果と同じくらいの分量で自分の研究の目的・価値について説明していました.見習っていきたいです.
今後、新たな成果を目指して頑張りつつ、理解されやすい発表をしていきたいです!

CHI2021 Student Volunteer

ファイル 117-1.pngファイル 117-2.pngファイル 117-3.pngファイル 117-4.png

はじめましてこんにちは、D1の木村です。
5月8-13日にかけてオンライン開催された国際会議SIG CHI2021 ACMにてStudent Volunteer(以下SV)にてスタッフ参加させて頂きましたので報告します。SVは国際会議で学生スタッフとして学会運営をお手伝いをする役割になります。SVをするメリットとしては他の学生スタッフと共に学会を作り上げる、学会参加費が免除になる、そしていろんなセクションで発表者のお手伝いをするので仲良くなれるチャンスがあることです。

CHIはHuman Interaction(ヒューマンインタラクション)分野で世界トップカンファレンスです。日本は東京大学の暦本研究室や稲見研究室がこの分野では有名です。

論文やデモ、Workshopの採択率は平均して30%未満という難関の国際会議になります。SVも世界33カ国から1000以上の応募がある中で約190名の学生スタッフが選出されました。その内日本国内の学生はわずか11名と応募が通過するにもかなりの難関でした。

CHI2021は本当は日本の横浜で初日本開催でしたが、残念ながらコロナ禍の影響で現地開催はされずオンラインのみとなりました。

その中でもDemoで日本人がゼリーの中に花や模様を描くフード3Dプリンタの発表でベストデモ賞を受賞するなど日本の活躍が見受けられました。

私はオンライン上でのSVとして口頭発表やWorkshopでのzoom会場での共同ホストとなり、タイムキーパーや入退室の管理をしたり、時に発表者管理をしておりました。
 SVの思い出としては、日本開催でも世界中の方をサポートしなければならず24時間体制で仕事をしたり、時にオンライン上で世界中の人と協力しながら仕事を進めたことです。
 私は途中で中々仕事で困っていることがあっても言い出せずにいたら、学生ボランティアのリーダーが心配して直接メッセージをくれました。正直に仕事のやり方でわからないことがあることを伝えると
「ここに居るボランティアはエキスパートです。困ったことがったらきちんと言語化して伝えなさい。」
と言われとても衝撃的でしたが、世界の学会で活動するにはよりハッキリと自分の意見を言うこと、そして自ら積極的にコミュニケーションを取らなければならないと実感しました。

最終日にはJapan Nightとして日本人の参加者約30名でオンラインで集まり議論する中で偶然にもMITの石井裕先生とお話しする機会を得ました。そこで「来年はボランティアではなく、面白い研究で参加しなさい。楽しみにしているよ」と言われてことが心から嬉しいことでした。

最後の夜はSVが50名オンラインで集まり交流会を開き、Gather.townというツールで一緒にゲームしたりアートコラージュを制作したりして楽しい思い出ができました。
オンラインでもポジティブに考え前向きな姿勢にとても大きな学びを得ました。
これでCHI2021のレポートを終わります。参加された方々発表者の皆様スタッフの皆様お疲れ様でした!
来年度のCHI2022はアメリカ・ニューオリンズです。その頃にはコロナ禍が収束して再びみなさんと会える世界になっていますように!

https://chi2021.acm.org/

LifeTech2021@奈良(Real & Virtual)

ファイル 114-1.png

こんにちは。M2の花井です。
先日奈良で開催されました 2021 IEEE 3rd Global Conference on Life Sciences and Technologies (LifeTech 2021) に参加しましたのでご報告いたします。

LifeTechはバイオテクノロジーやヘルスケアなどの医療福祉介護に関するトピックから、農業や海洋研究に至るまで、ライフサイエンス全般に関する技術分野の情報交換を目指した国際会議です。

今年は現地・オンラインのハイブリット開催で行われました。私は翌日企業の面接を控えていたため、オンラインで参加しました。オンラインは遠方の方でも気軽に参加できますが、セッション後のやり取りや議論がしにくいというデメリットも感じました。

就職活動をしながらの学会発表でしたが、就活においても学会発表(特に英語)は人前で堂々と話す経験にも、アピール素材にもなりました。両立して頑張ってきて良かったと思います。

WiNF2020@オンライン

こんにちは,B4の渡邉です.2020年11月28日に第18回情報学ワークショップ(Workshop on Informatics 2020)に参加しましたのでご報告します.コロナウイルスの影響でオンライン開催となりました.オンラインだと人の前で話している感覚とは違うのでリラックスしていたのですが,それでも自分の番となると緊張してしまいました.同じ学年のほかの人の発表を聞いてみんなすごいなと思いました.同年代が頑張っていると私も頑張らなければと思います.
連合大会に続き2回目の発表でしたが,まだ現地発表をしたことがないのではやくコロナが収まることを願うばかりです.

ICMI2020@Utrecht, the Netherlands (virtual)

ファイル 112-1.pngファイル 112-2.pngファイル 112-3.pngファイル 112-4.png

博士前期課程1年の原田です.
先日の日本時間10月25日夜~10月30日朝まで開催されました,22nd ACM International Conference on Multimodal Interaction (ICMI2020)に参加してまいりました.オランダのユトレヒトに行ける予定でしたが,オンライン開催になってしまいました.

Zoomによるリアルタイム会議とRyverによるテキストチャットで参加者全員と繋がっており,多くの運営スタッフの方のおかげで,オンライン上でも非常に有意義な学会になりました.今回の困難な状況下でも良い経験ができて,運営スタッフの方々や,Q&Aにお越しいただいた方には本当にありがたく思っています.

私の研究分野の中ではインパクトの高い国際学会だったため,とても興味深く参考になる研究が多くあり,非常に強い刺激を受けました.

今回,私はLate-Breaking Resultsという前座的な立ち位置での発表でしたが,英語が全然だめで,Q&Aがボロボロになってしましました.来年(モントリオール開催)こそは,Main conferenceとして発表をし,まともなQ&Aができるように特訓してきます!

今回の参加で,非常に強烈な刺激を受け,かけがえのない体験をすることができました.井の中の蛙だった私が大海を肌で感じる (virtualでしたが...) ことができたので,これからの自分が大海に見合う人間と研究になるように,まだまだ経験と努力を積み重ねていきます!