D1木村です。情動・感情系の世界トップカンファレンスACII 2021 : 9th International Conference on Affective Computing and Intelligent Interactionの参加報告です。
ACII2021ではデモ発表を2日間連続で発表いたしました。
研究内容はSUGO-MIMI:A Waggle Ear-Type Device Linked to Eyebrowsというネコミミ型のデバイスを眉毛と連動して動くようにしたデバイスにより顔表情を拡張し、よりコミュニケーションが円滑になるように工夫したデバイスになります。
他の研究としてもロボットやAIを活用したヒトの情動に連動するような実験やデバイスの発表、そしてコンピュータとヒトの感情の関わりを主体とした発表が多く、世界最新のヒトとコンピュータの関わりについて深く議論できた国際会議でした。
ACIIは日本時間21時から翌3,4時まででした。この4日間は睡眠時間かなり削れたのと、どうしても移動しなければならない時には電車にPC抱え込み歩きながらPC操作して参加しておりました。スマホやiPad不可だったのはポスター&デモ発表のプラットフォームがGather.townだったため、操作や容量の関係でPCからしか開かなかったからです。
実はこの時、VC2021というComputer graphics系の国内学会にも参加していたため、この学会期間は昼間と夜中連続で学会参加するという生活をしておりました。オンラインならダブルで学会や研究会参加は可能ですが、発表あるとかなり大変です。でもオンラインで新たな研究者に出会えたり海外の学会を気楽に楽しむにはめちゃ楽しかったです。
この経験を乗り越えてキツキツスケジュールでもなんとかなると確信しました。
次の研究発表に向けて、研究計画を練り直して来年度の研究活動に繋げていければと思います。ありがとうございました。