久しぶりの投稿となります.博士前期課程2年の原田です.
12月15日~17日に開催された,HCGシンポジウム2021に参加させていただきましたため報告いたします.
HCGとは電子情報通信学会のヒューマンコミュニケーショングループのことで,HCIの研究を始め心理学などの関係が深い分野の研究者が集まり,活発な議論がされておりました.
今年も去年と同様オンライン開催となりましたが,口頭発表はZoom,インタラクティブ発表や懇親会はoViceというサービスを利用し,自宅に居ながら日本中の研究者や学生と顔を合わせている感覚に近い形での環境で発表ができました.
特にHCGシンポジウムは,全員の参加者がインタラクティブ発表(従来のポスター発表)をするのが特色です.インタラクティブ発表では一方的に説明するのではなく,会話の形式での発表です.相手の反応により説明の粒度を変えたり,適宜疑問や指摘を挟んだりなど,質疑時間無制限の中で,互いのペースで発表ができるという点が魅力的です.加えて,聞きに来てくださった方と交流を深めて顔見知りになることができ,他の学会に参加したときなどで互いの進捗を見て刺激を受けたり,研究者としてのコネクションを広げることができます.
私の発表でも多くの先生方・学生方に聞きに来てくださり,広い視野から様々なご指摘を賜り,誠に感謝しております.他の発表者ともコアタイムを超えて沢山議論させていただき,知識を深めることができました.
来年は後輩たちにも参加をおすすめしたいです.