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The 44th Annual International Conference of the IEEE Engineering in Medicine and Biology Society (EMBC 2022)@United Kingdom

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こんにちは、D3の増尾です!
先日、イギリスのグラスゴーで現地開催されたEMBC2022で発表したので報告します。

IEEE EMBCとは生体医工学分野における世界最大規模の学会です。
今回の学会テーマは「医療の提供を変革する生物医学工学」であり、テーマの通り、医工学分野における研究課題を網羅する非常に多くの研究発表がされており、参加価値の非常に高い学会だと感じました。

私は今回、機械学習を用いた認知症スクリーニング手法についてePosterセッションにて発表しました。作業療法士にとって、対象者の認知機能を検査バッテリーを用いて評価し、機能低下をきたした脳領域の推論や日常生活動作や社会活動への影響および治療介入法の検討など、認知症状の評価は非常に難しくも科学的興味深さをもつ課題です。今回の発表では、我々専門職が医学的知見に基づき神経心理学的検査を通じて検出する正常/異常を、情報技術を用いて判定しようと試みた研究発表です。

今回の発表経験を活かし、今後さらに研究を発展させ、来年もまたEMBCで発表できるよう努力していこうと思います!!

2022年度 人工知能学会全国大会(第36回)

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こんにちは.M1の三神です!
2022年6月14日(火)~17日(金)に京都で開催された人工知能学会全国大会について報告せていただきます.

人工知能学会は全国大会ということもあり,周りのレベルの高さに驚かされ私自身非常に刺激を受けました.
私自身も初の対面発表ということもあり,緊張しながらもなんとか初の対面発表を終えることができました.
来年も発表できるよう一年間研究を頑張りたいと思います.

久しぶりに先輩方にもお会いできていろいろなお話が聞けて楽しかったです!

LifeTech2022@大阪(Real & Virtual)

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こんにちは、M2の花井です。
3月7~9日に大阪で開かれました2022 IEEE 4th Global Conference on Life Sciences and Technologies(LifeTech 2022)の参加報告をさせていただきます。

LifeTech2022はハイブリット開催となりましたが、オンラインで参加する方が多かったためか、私は小さな会議室での発表でした。しかしながら、セッション終了後に他大学の教授の方とお話をさせていただき、現地発表の良さを感じることができました。

この2年間はオンラインで学会参加することが多かったですが、学生最後の学会に現地参加することができてよかったと思います。

2021年度 情報処理学会全国大会(第84回)

こんにちは.M1杉浦です.
3月3〜5日の3日間で開催された情報処理学会第84回全国大会に参加したので報告します.今回はオンラインで参加しました.

初めて大きな学会での発表だったのでとても緊張しましたが,落ち着いて発表・質疑応答ができたと思います.周りの発表者のレベルが高く,良い刺激をたくさんもらえましたし,新たな発見もたくさんあり,次の発表に活かしていきたいと感じました.
今後,より良い発表,成果が出せるように頑張っていきたいと思います!

HCGシンポジウム2021@Online

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久しぶりの投稿となります.博士前期課程2年の原田です.

12月15日~17日に開催された,HCGシンポジウム2021に参加させていただきましたため報告いたします.
HCGとは電子情報通信学会のヒューマンコミュニケーショングループのことで,HCIの研究を始め心理学などの関係が深い分野の研究者が集まり,活発な議論がされておりました.

今年も去年と同様オンライン開催となりましたが,口頭発表はZoom,インタラクティブ発表や懇親会はoViceというサービスを利用し,自宅に居ながら日本中の研究者や学生と顔を合わせている感覚に近い形での環境で発表ができました.

特にHCGシンポジウムは,全員の参加者がインタラクティブ発表(従来のポスター発表)をするのが特色です.インタラクティブ発表では一方的に説明するのではなく,会話の形式での発表です.相手の反応により説明の粒度を変えたり,適宜疑問や指摘を挟んだりなど,質疑時間無制限の中で,互いのペースで発表ができるという点が魅力的です.加えて,聞きに来てくださった方と交流を深めて顔見知りになることができ,他の学会に参加したときなどで互いの進捗を見て刺激を受けたり,研究者としてのコネクションを広げることができます.

私の発表でも多くの先生方・学生方に聞きに来てくださり,広い視野から様々なご指摘を賜り,誠に感謝しております.他の発表者ともコアタイムを超えて沢山議論させていただき,知識を深めることができました.

来年は後輩たちにも参加をおすすめしたいです.